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2014年5月20日火曜日

コードリアライズ妄想をした、疲れた

21:16 Posted by はずみ No comments
※クッソ長い上に、全然まとまりなくてサーセン



近年まれにみる文筆欲が出ています。きっと論文やらから解放されたからでしょうね。そんなら本サイトの方をいじれよ!と我ながら思わなくもないのですが、今日勝手に妄想するコードリアライズさんが、すごくスチムパンクっぽいとの情報をtwitterより得ましたので、これが終わったらやるやる……ウン。


というわけで本日勝手に妄想解釈させていただくのは


Code:Realize ~創世の姫君~さん!!


スタッフは原画:miko、シナリオ:一ジョー,西村悠さん。


私はまだまだオトメイターとしては毛が生えた程度の初心者で、ていうか基本声豚なものですから、スタッフのお名前には疎く。


簡単にググってみたら、mikoさんは十鬼、猛獣使いの方とのこと。そしてさらに遡ったらプティフール!!あ~~~ハア!!プティフール!!!(スズキで察して頂きたい)



そしてシナリオの西村さんのお名前でぐぐってみたら、「この方は乙女ゲーム界における虚淵玄、丸戸史明先生だ!!」というブログを発見。安直ですけどうろぶち先生といえばfate/zero、丸戸先生といえばWA2という鉄板の作品を持つライターのイメージ。

となれば、さぞやすごいタイトルだろうなと思って検索したところ、夏空、神なる君と、白華という「乙女ゲーマーからよくおすすめされる名作タイトル」ばかり。こりゃ納得ですわ。


というわけで『Code:Realize ~創世の姫君~』への期待値が高まったところで公式サイトへドーン!!と参りましょう!!!


1)タイトルを覚えよう!


まぁ「タイトルが覚えらんねーよ」というグチもとい我侭から始まったこのブログ記事ですからまずはタイトルからいってみましょう。

Code:Realize。

レンドフルールはフランス語でしたがこれは英語だからなんとなくは察しますね。Realが動詞になってるんですから、「真実を知る」とか「事実を悟る」とかそんなニュアンスかと思われます。

ということはヒロインか攻略キャラクターから世界のどこかに嘘・虚実・秘密があるのだろうと予測。

まぁ定番のところですと、あれですね最近はやりのレリゴーですよ。ありの~ままの~姿みせ~るのよおお~~。



2)世界観とストーリーを知ろう!


物語のヒロインは全身に猛毒を宿す少女、カルディア。アがなければ、くっそ甘いコーヒーの香りが漂ってきそうですが、アがあるのとないのとでは大違い。

彼女が触れたものは腐敗・融解してしまう毒を持つ少女は「怪物」として英国軍に捕らわれそうになっているところをルパンによって盗まれ、そして助け出される。2年より前の記憶を失っている彼女は父親の行方を機鋼都市ロンドンにて探すことに。

彼女を阻む謎、そして怪物と呼ばれた彼女がたどり着く答えは。


―――――


ざっと要約するとこんなところです。

機鋼都市ロンドン、とくれば思い出すのはスチームパンク。

スチパンはSFのジャンルの一つですが、その特徴は蒸気機関が広く使われており、ヴィクトリア朝のイギリスや西部開拓時代のアメリカを舞台とすることが多いこと。つまり、「産業や技術のの発達」「人間の大規模な移動」が行われ、目まぐるしく変化が生まれている時代を背景にしているということ。

コードリアライズの「ロンドン」というフレーズ、またルパンの時代性、公式サイトビジュアルのあちこちに使われる歯車のモチーフから「スチムパンク」を思い出す人は少なくないでしょう、し、制作側もそれを意図しているように思います。



3)キャラクターを詮索してみよう!!


世界観を勝手に妄想する前に、キャラクターを知らなければなりません。というのもこの作品、登場するキャラクターはほぼすべて「実在していた」もしくは「時代性を明確に表すキャラクター」であるので、それを把握するにはまず彼らのことを知らなければ。


ということでドン!!






一発目はヒロインのカルディア嬢。


触れたものを融解(ゆうかい)してしまう彼女はルパンによって誘拐(ゆうかい)されてしまいます。ハイ、ここ笑う所です。アッハッハッハッハ~~ww


彼女は体に毒を持つとのことで、全身くまなく布や衣服で覆っております。

その服は融けないんかい?と疑問を持ってはいけませんし、そんなことをしたら彼女を「絶対に腐敗も融解もしない物質で作ったシェルターに収容」しなければならなくなりますから、まぁスルーしておきましょう。本編で語られるかもしれません。スチパンといえば、蒸気による未知なる技術やダイヤよりも固い新物質の発見ですから、そういう展開があるかもしれませんし。


「怪物」として英国軍に捕らわれそうになっていたとのことですから、つまり彼女は英国出身ではない可能性が生まれます。英国人でしたら逮捕するのはヤードだと思いますし。ということは、彼女はどこ出身かというと、英国がこの当時(ヴィクトリア時代:1837年から1901年)わりとお付き合いしていたのはやっぱりアメリカじゃないかなと思うんですよね。西部開拓と南北戦争時代。


毒というのは狩猟民族にとっては重要な武器であり、この時代のヨーロッパはほとんど農業牧畜、そして工業ですから狩猟してるのはまぁ言ってみればこの時代の後進国なわけです。インド・エジプト色々考えられましたが、ヒロインが完全白人であることを考えるとアメリカが順当ではないかなという予想。アイルランドっていう予想もあるけど、どうだろう!



アルセーヌ・ルパン(CVまえぬ)


参考に史実、というかルブラン原作のルパンは1874年生まれ、1924年没。
ルパン3歳の時に父親はアメリカで獄死、母子を引き取ってくれた伯爵家で首飾りを盗む。12歳の時に母親が死亡。パリ、モンマルトルにて暮らす十代。
そして19歳、アルセーヌ・ルパンと名乗る。娘は死産、息子誕生時に妻が亡くなり、さらに息子も誘拐される。三度の逮捕と脱獄?(正確な数字は不明、逮捕と脱獄の数を数えただけなので)と壮絶な人生。
ルブランと出会い、解決してきた数々の謎を打ち明け、それが出版される。(という体)、詳細は「アルセーヌ・ルパンの年譜/http://perenna.my-cafe.jp/histoire081211.html」こちらを参考にしてくださいませ。


さてコードリアライズのルパンはというと、世間を騒がせる大泥棒。明るく楽天家、テクニックに裏打ちされた自信家。彼も自らの目的のためにロンドンへ出向く。


ルパンとの同時代性ということで注目されたのがシャーロック・ホームズとの対決ですが、それは原作でもそこかしこでもやっているので、単純に「盗みたいものがある」か、もしくは「盗まれた何かを探しに」という目的であって欲しいですね。
キャラ絵の横のセリフが「涙も、笑顔も全部俺が盗り返してやるよ」とのことなので、泥棒のくせに(笑)いやだからこそ(?)「盗まれる」ということに敏感えであってほしいな、という妄想を勝手に繰り広げております。


服装については突っ込むところも特にありませんかね。
シルクハットにコート、マント、ステッキ。歯車で出来た時計と鍵のモチーフがちょっと気になりますが、彼はきっとヒロインカルディア嬢の心を開くカギを持っているとかそんなん。



エイブラハム・ヴァン・ヘルシング(CVすわべさま)


ヴァン・ヘルシングって聞いて出てくるのはきっと映画の方のヘルシングでしょうね。ヒュー・ジャックマンの。あれは私が、中学?とかとりあえずセーラー服を着ていた時に一部で流行ったのをすごくとても覚えています。いわゆる黒☆歴☆史ってやつですね。


原典(『吸血鬼ドラキュラ/ブラム・ストーカー』)のヴァン・ヘルシングは精神医学専門、吸血鬼についても研究している初老の大学教授なんですけど、コードリアライズのヘルシングはヒュー・ジャックマンもしくは派生創作のヘルシング寄りですね。
吸血鬼を何が何でも駆除、駆逐したい闘志に燃える青年。
最強、最凶とうたわれる吸血鬼ハンター。英国軍に従事していたことまり、『人間兵器』とまで比喩されるほどの実力。因縁ある人物を追っている。

「ある男を探している。何故かだと?殺すためだ」

ちなみに吸血鬼ドラキュラの舞台は1885年です。(ルパンが11歳くらいですね)









ヴィクター・フランケンシュタイン(CVテツヤカキハラ)


フランケンシュタインっていうと顔を継ぎ接ぎにした怪物が頭に浮かぶかと思うのですが、アレはフランケンシュタインが生み出した怪物であって、フランケンシュタインという人物は別にいます。
スイス出身の科学者であり、「理想の人間」を作るために熱意を燃やした青年でした。

フランケンシュタインが作ったんだけど、あんまり容姿が醜かったために恐れをなして逃げてしまったので、怪物には名前がなく、そしてのちには一人さびしく死んでいくという設定で、わりと悲しいんですよね。フランケンシュタイン、そして怪物ともに死ぬ場面が「北極海」なんですけど、その話はまた別の機会、もしコードリアライズにハマった時にすっげー語り尽くしたいと思います。

簡単に言うとこの出版時、北極はまだ未知の世界でした。北極探検とかしてた時代。その未知の世界で「怪物が姿を消す」ということで、怪物が死んだのかそれとも死んでいないのかはわからないというミステリーを残したわけです。


で、コードリアライズのフランケンシュタインくんは、どんな人物かというと元英国政府お抱えの研究者。元、ということは今は政府お抱えの研究者ではない、ということになります。


史実でもロンドン王立協会があり、国が科学技術などの支援をしていたわけです。まぁ技術、学問の発達は国を富ますから。

さらに言えばヴィクトリア朝英国の自然科学学会といえば、大騒動があったわけです。1859年、誰もがご存じでしょう、チャールズ・ダーウィンの「種の起源」です。学生当時の私はREBORN!に超ハマってた腐女子だったのでヒバゴク年って覚えてましたわ、だから今でもこの年号はスラスラと言える。キモイ(笑

ルパン誕生が1874年、ヘルシング活躍が1885年となると、この当時のフランケンシュタインはダーウィンの種の起源を受けて、賛同したのか批判したのかはさておき王立のアカデミーを抜けた、んじゃなイカ?と。


類まれなる知識知能を持つが、それを鼻にかけない性格の持ち主。とある理由から指名手配犯となっている。

「僕は逃げたんだよ。怯えて、震えて……最低なんだ」

というわけで自らが生み出した怪物をすでに作って、かつ捨てて逃げているフランケンシュタイン博士ですが、首にヘッドホンのようなものをぶら下げているのが特徴的です。
医学的にもしかしたらこれ聴診器かもしれないですよね、と適当にアテをつけておきましょう。「理想の人間」を作った人ですから、体に毒を有するヒロインに興味を持つのも当然でしょうし。




ンピー・バービケーンCVもりくぼしょう兄さん)



この名前を聞いたことはなくても、彼が登場する作品は知らなくても、彼が登場する作品を執筆した人間の名前は知っていると思います、ジュール・ヴェルヌです。東京ディズニーシーのアトラクションの元である海底二万マイルや、あとは十五少年漂流記なんかも有名ですよね。


彼が登場する「地球から月へ」と「月を周って」(別名、月世界旅行)というタイトルはとある事情で専門書を読んだことがあるので、お名前を見てすごくブチ上がりました。それ完全にてめーの事情じゃねーか。いやでも、ジュールヴェルヌからこの人を持ってくるか!と思ったら、すごく期待できるんじゃないかと思ってしまいます。


この月世界旅行はタイトル通り「月へ旅行できるんじゃないか」という夢をもったおっさんたちがすごく真面目に、資金集めて、大砲の開発をして、計画の妨害を受けながらも、月へたどり着くというお話なのですが、北極と同じく「月」も当時の人類にとっては未知の領域であり、そこへ辿りつくための大砲開発がすごく事細かに記述してあって、ぶっちゃけ読むと時間かかりますし脳みそ疲れます。私が文系だからかもしれないけど(笑



バービーケーンはすごく論理的、時計通り、スケジュールを綿密に練るような几帳面な人物であって、さて、コードリアライズのバービケーンはどうかというと。


「いつか世界中の皆が笑える日が来るって、俺は信じてんだ」(……。)

ルパンと共にロンドンへやってきた男。

明るく、軽く、お調子者。(……。)

発明において規格外の天才。(……。)

奪われた「大切なもの」を探し求めている。

………………。

まぁいいや、フィクションによって様々な展開が生まれることは歓迎すべきことですし、まぁバービケーン好き~~><となったお嬢さんがはて、原典の月世界旅行を読むかっていったら間違いなく読まないしな。

さて、ここでわかったのがやはりヒロイン・カルディアはアメリカ出身ではないかということですね。
ルパンと共にロンドンへやってきた、ということでロンドンへ来る前にルパンはカルディアを誘拐しているわけで、そしてバービケーンは南北戦争時の軍人ですのでアメリカ出身です。Q.E.D。




さて最後になりました、サンジェルマン伯爵(CVひらかわしゃん)


正直なところ私がサンジェルマン伯爵について毛ほども知識がありませんのでwikiぺであを参考にさせていただきます。

生没年は1691年あるいは1707年- 1784年2月27日。スペイン王妃の私生児。化学に限らず様々な知識が豊富で、音楽や画才もあるオールマイティー。フランス社交界で活躍。1746年までロンドンで過ごした。東洋世界にも博識。ルイ15世の寵愛を受ける。スパイ容疑をかけられオランダへ亡命。ヨーロッパ史上最大の謎の人物であり、不老不死の象徴のような人物。

とのこと。

あ~~だからこの人だけ時代が合わないのね。史実では1784年没?となっているが、彼の見目が全く衰えなかったこと、さらに「私は不老不死なので」と言って食事をしなかったりしたことから、彼は不老不死であり、だから、そのままロンドンに滞在しているという設定なんでしょう、ネ!







「私が信じられませんか。構いません、私も同意見ですから」

そりゃシバ女王に会ったことあるよって人がいたらまず頭を疑いますわ。
コードリアライズのサンジェルマン伯爵は、物腰柔らかな紳士。ロンドンに屋敷を構えており、主人公一行に住まいを提供するいわばパトロンのような存在。変わり者。
こいつが「永遠ともいえるくらい長く生きてると刺激が欲しくって」って言い出したら、あっハイって思います。



4)キャラクターとヒロインの関わりと展開を妄想してみよう!!


すっごい簡素にまとめますよ!!!

ヒロインが毒女、怪物です。記憶がなく、父親を探しています。
ルパンが泥棒でヒロインを盗みました。とある目的のためにロンドンへ。
ヴァンヘルシングが吸血鬼ハンター。因縁の相手を殺すために追いかけています。
フランケンシュタインが研究者で怪物を生み出しました。指名手配犯です。
バービケーンが発明家です。奪われた大切なものを探しています。
サンジェルマンは不老不死(予想)です。主人公たちに住処を提供しています。


全ての登場人物が「フィクションに登場する人物」であり、だからこそタイトルの「リアライズ」が持つ「フィクション」とは反対の単語の意味合いが強まっていきますよね。


上の方でヒロインか攻略キャラに虚実があるのだろうって言ってましたけど、存在が嘘でしたわ~~~というオチ。


怪物であるヒロインとかつて怪物を生み出したフランケンシュタイン。
怪物である吸血鬼を殺したいヘルシングと怪物であるヒロイン。
バービケーンは何かを盗まれており、それを取り戻すために泥棒であるルパンと行動をともにしています。
バービケーンが目指した月世界旅行は当時の常識で言えば「ありえないこと」でり、「リアルな夢」ではありませんでした。
ルパンもルパンでなぜかヒロインを助けます。たぶん彼の「目的」にヒロインがなにかしら関わっていくのでしょう。
サンジェルマンはそもそも存在がリアルじゃありません。不老不死なんてオオカミ少年の言動並みに信憑性がありません。


5)ヒロインの過去に思いを馳せてみよう!!


ヒロインは触れるものすべて傷つけるセンチメンタルな乙女、ではなく触れるものと腐敗させ、融解させる「毒」の持ち主。

この「毒」っていうのは彼女の体質が毒性をもつというよりは、存在が人類の害悪であるとかそんなニュアンスでしょうね。

ヒロインはどうして「毒」の体質になったのか?について勝手に妄想していきましょう。勝手にやってるだけだからうのみにしないでね。


そもそも人を産むのは「母親」の業であります。
ヒロインが自分の体質に疑問を持つのだとしたら「母親」の行方を探すはず。あえて、「父親を探す」のであれば、やはり彼女の体質は後天性、なんらかの技術者・医者・科学者であった父親によって改造された存在である可能性があります。


そこで、彼女の出身について。彼女の出身は上の方で「アメリカ」ではないか?との予測をいたしました。

アメリカだったとして、考えられるのは「南北戦争時の人間兵器として生み出された?」という予想。これは特に根拠があるわけではありませんが、単純にアメリカってそういうの好きじゃん、みたいな発想です。根拠ないので聞き流してくださって結構。

で、それを実の娘で実験するか?って話なんですけど。

彼女の父(???)によって生み出された彼女は彼の娘ではないのではないか?ということ。簡単に言ってみれば、奴隷の子かどこか別の血縁の子供で実験をしたのではないか?ということ。それならば「母」の存在が見当たらないのもうなづけるかなと。

SF的に考えるのであれば、彼女は地底人っていう発想ですけど。どうだろうな。
彼女の「融解」という発想から地殻の中の「マグマ」を連想させることもできますし。地中であれば空気が少ないので「腐敗」の進行も遅くなる。つまり、彼女が腐敗や融解の性質を持っていようが普通に暮らすことができる?かもしれない。


カルディアは地底人であり、地底人は皆地上の物に触れると物質を融解腐敗させてしまう性質を持っていた。彼女の洋服が地底産の未知の素材でできた洋服であるとすれば、(全身をくまなく衣服で覆った状態で)彼女が地上に立っていられることの理由にもなる。

なんらかの事情によってカルディアは男に発見された。男は父親としてカルディアの人体構造を研究。(えてして、全能神は男親だよね)

しかし何らかの事情によって逃亡。カルディアは英国軍の手に渡ることに。
もしかしたらカルディアの父フランケンシュタインと同じ王立協会の会員であり、自らの手に負えないと思って軍に引き渡した可能性もあるかな?どうかな?

地底も、月も、北極も未知の世界であり、同時にそこを探検する追及するというのは「死を伴う探検、旅」「=死の世界」であったわけで、もしかしたらカルディアの父はすでに死んでいる可能性もなきにしもあらず。

カルディアは父親の足跡を求めてロンドンに行くのだから、父親は英国人ではあるんだろうな。

そしてルパンに盗まれ、そして結果的には助けられ、ルパンと共にロンドンへ行く。このとき、バービケーンも一緒に。

バービケーンはこの時すでに月旅行を終わらせた後である可能性も、大事なものというのはその「証明?となるもの」ではないか?もしくは「大砲?」

ロンドンにてルパン・ヒロイン・バービケーン一行はサンジェルマン伯爵と出会い、住処の提供を受ける。不老不死のサンジェルマンと、死の世界を乗り越えたバービケーンと、生を人工的に生み出したフランケンシュタイン博士の関係性はどうであろうか?

ぶっちゃけヴァンヘルシングはどうに解釈したらいいのかわからないけど、彼が追っている(であろう)吸血鬼も不老不死であるので、全く無関係とも言えない。

カルディアの体質は「人を腐敗させる」ものであり、人体は生命活動を続けている限りは腐敗はしない。ということはカルディアの体質は生命活動を停止させるものである。その性質を持っているにも関わらず、生き続けることができるカルディアの身体は生命活動停止に対抗する機能を持つ、つまり不老不死に近い存在ということもできる。

となるとヘルシングが追っているのはカルディアの父である可能性?


全く関係ないんだけど、『禁断吸血鬼~青薔薇ノ騎士~ 』っていうドラマCDでさ、(まぁこれCV安元なんだけどそれはさておき)CV安元さぁん演じる吸血鬼が「中世すぎた後にアメリカに行って独立戦争に関わった」的な発言をするのですけど、まぁ独立戦争の後に吸血鬼が南北戦争にも関わってたかもしれへんやん……?そんで地底人見つけて、研究するにも自分とは異なる人種だと思って英国軍に預けるかもしれへんじゃん…??
そしてカルディアが追う人物も、ヘルシングが追う人物も同じ「吸血鬼」かもしれないと思うと、またじわじわと楽しみというかあれこれ想像するのが楽しくなってきますね。



正直な話していい?

この記事をどうやってどのあたりで終着させるのかわからなくてお手上げ状態ですわ。

ということでコードリアライズについてはこの辺で終わりにさせてください!!!!!


あっ大事な話してないや!!!ギャラリーのイラストにアメリカ国旗が描かれているんですけど、ちゃんと昔の国旗(星の数、ラインの数)にしているあたりすごく細かい!!!と思いました。設定厨はそういうところ、しっかりしてるとますます好きになっちゃう♡


――――――――
参考

星条旗と州の変遷
http://page.freett.com/sxdx/states.html

禁断吸血鬼~青薔薇ノ騎士~
http://www.team-e.co.jp/products/kdsd-00574.html


※「Code:Realize ~創世の姫君~」のバナーに使用されている画像の著作権は、アイディアファクトリー株式会社に帰属します。




レンドフルール妄想した、楽しかった

16:12 Posted by はずみ No comments
最近のオトメイト新作タイトルが何一つ記憶できない病にかかってます。


たぶん作品をプレイして、タイトルの意味やらこじつけを理解したら覚えるのは早いんだと思うのですが、今の状態ではわけわかめさっぱりなカタカナ単語としてしか認識できないために、脳みそをつるりと滑っていきます。


ので


新作情報をまとめれば少しは興味を持てるのじゃないかと思って!!

オトメイトさんがOTOMEmeetsOTOMATEという乙女に媚び…すり寄…お近づきになろうというコンセプトを打ち出してきたので私もOTOMATEに対してもう少し親近感を持って立ち向かってみようという所存です。
「立ち向かう」という単語が出てくる時点で、すでに心が敵対してるけど。


というわけで今日は原画:薄葉カゲロー、ディレクター:いわた志信という割と乙女ゲーマーたちには「信頼できる・好きなスタッフ」と認識されているのではないか?という「レンドフルール」さんについてお勉強してまいりたいと思います!!!



レンドフルール/Reine des fleurs

直訳すると「Queen of flowers」ですので、花々の女王って感じですね。


1)勝手に解釈するストーリーと世界観:

天上の国パルテダームと4つの大陸からなる地上の世界、二つの世界には生命を育む力「グラース」のやり取りが行われていた。パルテダームの女王は地上にグラースを与え、地上からはグラースの中継役として各国から4人の騎士が派遣される。
パルテダームの女王(女神)の空座により、グラースの供給が減り、地上世界は崩壊寸前であった。そこに誕生したのが新しい女王(レーヌ)の「ヴィオレット」。
地上世界にグラースを供給するには、各国の騎士の協力が必要である。ヴィオレットは彼ら騎士の信頼と忠誠を得るために、動き出す。


いや~~最初はパルテダームだのグラースだのナンノコッチャでしたが、じっくりこうやって自分で世界観を解釈しようとするとわりとすんなり頭に入ってきますね。



2)勝手に妄想する『レンドフルール』:

レンドフルールの面白い所は「天上と地上を結ぶいわば大使のような存在である騎士の信頼を得るために女王自ら頑張らなきゃならないところ」だと思います。

だって、地上がどうなろうが天上には知ったこっちゃないじゃん。汚染物質が流れてくるとかじゃあるまいし。天上の国パルテダームは「不可侵の聖域」って呼ばれているわけで、文字通りパルテダームが性質上に不可侵なのなら地上がどうなろうが、天上の国は安泰なわけです。

だけれども、そういうわけにもいかない。

というのであれば、まず第一に考えるのが「天上と地上の間には何かしらのギブアンドテイクが行われており、地上の滅亡は天上にも何かしらの悪影響を及ぼす」というもの。

もしかしたら天上の女神はマジ2000%のボランティア精神で地上に奉仕活動をしているという可能性もなきにしもあらずですが、それはさておきまして、地上に目を移してみましょう。


「女王は騎士の信頼を得るために頑張らなきゃならない」


な ん で だ よ !!

こちとら無償で地上にグレースだかグラースだかマロングラッセを送料無料でお届けして差し上げてやってるっていうのに、なんだその態度は!!もっと「ありがてぇありがてぇ天からの恵みでございやす」って有難がれよ!!!もっと「ハッ女王様のお申し付けあれば、足でもどこでも舐めてさしあげます!!」的な従順な姿勢とれよ!!と思わなくもないですよね。

だって

「ふええ><グラースが足りないよぅ…このままじゃ、世界が滅亡しちゃうよお…><」

という時に天上のお高い所から

「さぁ……お前たちか弱き羊たちに……このあまいあまいグラースをあげましょう……」

と高い所から手を差し伸べてくださる美女がいるんだよ?すがりつくじゃろ、そんなの。

もう一度グラースの供給が絶えたら困るから、そりゃもう女王陛下殿に這いつくばって賄賂渡すじゃろ。


それをしないのは、『女王の空位が長かったこと』がポイントになってきますよね。

王の座の空位で思い出すのが、歴史年表を遡ること八百…九百年くらい。12世紀末と13世紀半ば(1273年)ハプスブルク家のルドルフ1世の即位まで、神聖ローマ帝国ならびにドイツ帝国の失脚、形骸化をもたらした「大空位時代」が挙げられますね。なんだいきなり読むのめんどくせと思いましたら読み飛ばしてくださって結構ですよ。


大事なのは「興隆を誇った神聖ローマ帝国の皇帝の座が空座だったために、ローマ帝国の権力が衰退した」ってことです。

正確には全く空座だったわけではなく、もっと複雑な色々があるのですが、レンドフルールと並べて解釈するために空座として記述します。

つまり、今まで一番偉く絶対的立場であった皇帝・女王がいなくなってしまったために、各地の諸侯・地上の国の国王たちが「自分たちを指導、または規制する存在いないんだったら、自分たちの都合のいいように動いちゃお~~」と自分たちの権力を拡大していったという流れです。

皇帝女王が弱くなって、諸侯・地上の国が強くなったということです。

そして何が起こったかというと、大空位時代を終わらせたルドルフ一世は何もルドルフさんがすげー強い人だったというわけではなく、各地諸侯から都合のいい・扱いやすい人選として選ばれただけ。傀儡政権ってところですね。

この流れがレンドフルールにもあてはめられるとしたら、ヒロインであり、長年の空位を終わらせたヴィオレットはまさにルドルフのような立場になりえるのではないか?と。

傀儡の女王として選ばれて?(女王憑代の選定がどういうものなのかわかりませんが)、そして地上の国の都合の良いように動かされていく……?
ヒロインが憑代として「女神の意思」のようなものがわかるのかわからないのかはちょっとまだわからないので(なんか意味不明なこと言ってる!笑)、なんとも言えませんね。


さらに言えば地上の大陸の衰退は「緩やか」であり、「着実に滅びへ向かいつつある」とのこと。

まぁ生あらば死と、生死が切り離せないのと同じように大陸や惑星も誕生したからにはいずれ遠いか近いかはさておき、必ず訪れる結果として「滅び」が待っているわけですよね。

レンドフルールの世界もその普遍の法則があるとして、「いずれ衰退する」っていうのは実に当たり前のことである、と。

その滅亡への距離であるとか、スピードが変化するということではあるだろうが、今すぐに「ハイ!!今終わるよ!!!次の瞬間に世界は終わるよ!!!(修造」ってならない限りは、人間って意外とタフで恐怖や理不尽などにも意外と順応しやすい。順応できなきゃ、こんなに進化しないからね。


というわけで、グラースの供給がなくても日々は移ろい、毎日の生活を営むことができているわけで、そんな風「あれ、このままグラースなくってもいけんじゃね?」っていう発想が生まれる。地上がグラースを必要としなくなる。

天上が「グラースを与えなきゃ」と思っていて、その実地上に本当にグラースがなかったら滅びるのだとしても、その実証がなければなかなか信じにくい。

今まではグラースの供給と引き換えに、各国から人身御供を天上に送っていたわけですから、それをする必要がナイのならナイにこしたことはない。

かつて日本から隋唐の時代に遣隋使、遣唐使を派遣していたわけですが、派遣することで利益が生まれなくなり、かつ、派遣するにも負担や困難があるというのなら、いっそ廃止にしちゃってもよくね?ということになったわけです。


さて、レンドフルールの世界はどうなるのか。

天上からグラースを与えることで天上は何を得ているのか?
各国は天上からグラースを与えられることをどうに捉えているのか?
ヴィオレットさんが「私の使命」であると言っていますが、使命とはまさに「『使い』として任された『命令』」なわけで、女神の意思とはどういうものなのか?

ていうかそもそもグラースってなんやねーん!!うまそうな名前だな!!

ということなどなど、勝手に解釈妄想することによってだんだんと作品が気になってくる、そして私グラースだのパルテダームだのと専門用語をだんだん覚えてきましたよ!!!という記録なのでした。


3)勝手にキャラクター解釈:


ストーリーと世界観把握が終わったら、待ちに待ったイケメンズとのご対面ですよ。


大体は顔を見ているのでなんとなく察してはいるのですが、





     レオン
―自由と破壊の騎士―


御年24歳、北国ピヴォワンヌ(言いづれぇ)の貴族階級出身の放蕩息子。
偶然見た主人公の姿絵に一目惚れした結果、無理やり騎士になった。

とのこと。


あ~~~~~これは本国から厄介払いされたクチですわ………。
自由と破壊の申し子って破壊って……お前……きっとブチ切れて宮殿の窓ガラス割っちゃったり、盗んだ馬で走りだしたりする子なんだろうな~~~ってじわじわ想像できますね。




しかも姿絵(←)に一目ぼれって!!!!絵描きがちょっと盛ってたらどうする気だったんだよ!!!!
「えっ意外とブサイクじゃん、やっぱ俺やーめた」ってか!!!このわがままっこめ!!!

こいつ絶対末っ子ですわ。


しかしCVが興津さんとのことで、は~~~楽しみですな。






     ルイ
―秘密と退廃の騎士―


22歳。南国カンパニュールの騎士。妾の子。
理想の王子様を形にしたような青年だが、顔には深い倦怠感が。

とのこと。


私は倦怠感にまみれた王子はちょっとアシュラフを思い出すので、ちょっとお近づきになりたくないですが、「世界は広し」ですから世の中には倦怠感という名のタイタニック号にともに溺れたいという御嬢さんもいるのでしょう。


そして妾の子。

この子も、や、厄介払いされたクチですやん……(ヒィッ

退廃って道徳的に堕落しているっていうか人種差別のあれっていうかナチスドイツ的な、あと世紀末的な寒いイメージありますが、きっと南国カンパニュールは商業と芸術の都市とありますから、ミラノとかそういうイメージなんでしょうね。

とりあえず南国らしいから外に出てサーフィンでもしてみたらええんじゃないかな。

あ、CVは浪川さんとのことです。

あっじゃあちょっくら釣りしてきなよ!!!!ファンキーフィッシング!!!!!!


http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00A8GPVUU/kasi-22/ref=nosim

あまぞんで視聴できるお


はい次。



    ギスラン
―戒めと狂乱の騎士―


20歳。東国クリザンテームの騎士。
軍人として数々の武勲を上げ、「クリザンテームの怒れる刃」と呼ばれる。
主君には絶対の忠誠を誓う。

とのこと。


なるほど。これは忠誠心が篤すぎて疎まれたか、それとも東国は「忠誠心を大事にする国」ゆえに、今回のヴィオレッタに対する騎士の派遣でもちゃんとした人選をしたか、の二つの可能性が。

後者であって欲しい…!!!だって、前の二つの国なんか絶対天上を舐めてるぞ。
とりあえず一人見繕っとくかって考えが見え見えだぞ。

忠誠心に篤いくせに、戒めと狂乱って文字が不穏な空気を醸し出します。
なんなの?酒乱なの??
戦に勝つと飲んで飲んで飲んで飲んで!!で酔いつぶれて翌日に自分を戒めるの?

「もう酒飲まない……(酒やけした声の近藤隆」

これはいい。




ハイ次。




    オルフェ
―親愛と孤独の騎士―

19歳、あら、ピッチピチね~~~~。
西国ウィエの騎士。孤児、吟遊詩人。
明るく悪戯好き、その笑顔は孤独の裏返し。


孤児だから厄介払いとも思えないし、もしかしたらこのオルフェくんは順当に選ばれて、順当に「じゃあ俺行きます」って答えた可能性が高いですね。
西国は島国で、平穏が第一とありますから、選挙でもしたんですかね。

明るいけどさみしがり屋というめんどくさそうなキャラクターですし、しかも 吟 遊 詩 人 !!!

ということですから、どんなポエティーなセリフがCVけんぬで聞けるのかと思うとどきどきわくわくしますね。いきなり歌いだしても、私は驚きませんよ。なんせけんぬですからね。



はい最後。




   ユベール
―柩と檻の番人―

パルテダームの生き字引、宰相。レーヌ・ヴィオレットの教育係。
智謀策略に長けているのに主人公に甘い。

とのこと。


さて、立ち絵の足元を見てください。女神が見逃しても私の目はごまかせませんよ。その銀色に光る踵・・・!!!!


こいつ・・・・・・・・シークレットブーツ履いてやがるぞ!!!!!!さては身長がコンプレックスだな!!!!


日に日に美しく、そしてかつては自分の腰ほどの背丈だった主人公ヴィオレットがだんだんとすくすく育っていく内に己となんら変わらなくなった目線の高さを気にしてある日通販でシークレットブーツを注文していると、とても面白いと思います。

いやクロネコヤマトが天上の世界まで配達してくれるかは知らないけどさ、ヤマトだったらやってくれると思うよ。佐川はやってくれなさそうだけど。

良かったね、ゆべーるたん。



というわけでメインキャラに対する感想は以上です。
サブキャラは…まぁルイのお付人が男とのことで、まぁちょっと期待したけど、まぁそれは乙女ゲームにあってはならない楽しみ方ということでお口にファックしておきます。




一つの記事で全部のオトメイト新作を取り上げる予定だったのですが、思いのほかレンドフルールが楽しくて記事が長くなってしまいました。

世界史オタにしてみれば、こういう世界観構築からして好みです。




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